銀魂

【銀魂】15～22話【第一期】

銀魂（ぎんたま）
～概要～
　天人（あまんと）と呼ばれる宇宙人の襲来によって20年後
　侍は衰退の一途を辿っていた。
　そんな時代に侍の魂をもった血糖値高めの侍、坂田銀時（通称：銀さん）と
　志村新八、神楽、犬？の定春の三人と一匹が営む万事屋が巻き起こす
　『SF人情なんちゃって時代劇コメディー』（作者：空知先生曰く）

第十五話

【飼い主とペットは似る】

（コミックス：第3巻 第二十訓）

 

主な登場：銀さん、新八、神楽、定春、桂、エリザベス

 

■あらすじ
定春の散歩に悪戦苦闘する銀さんの前に、
謎の生物？（エリザベス）を連れた桂が現れる。

万事屋では桂とエリザベスの話題で盛り上がり、
定春に生産性を求める銀さんに対し
「ペットには安らぎを与えてくれる存在」と言う新八だったが
テレビから豪華賞品が貰える変なペットグランプリの
CMが流れてきた。

「安らぎと豪華賞品、どっちが欲しい？」

万事屋はグランプリ目指し動き出す。

※エリザベスの初登場ですが流石のインパクトですね（笑）
　初期の初期はエリザベスがしゃべるんですね～

第十六話

【考えたら人生ってオッさんになってからの方が長いじゃねーか! 恐っ!!】

（コミックス：第3巻 第二十六訓） 

 

主な登場：銀さん、神楽、長谷川さん、土方、沖田、ハタ皇子

 

■あらすじ
ハタ皇子のペットの件で、テンションに身を任せハタ皇子を
ぶっ飛ばしてしまい、入国管理局局長の仕事を失い、
妻にも逃げられ、ホームレスになった長谷川さん。

公園では神楽にも
「まるでダメなオッさん、略して『マダオ』」とバカにされる。

マダオはマダオでも『まー何とかだらしなくない男』になるべく
職を探す長谷川さんだったが、罵られるだけで
一向に職は決まらなかった。

それどころか、ぼったくりや攘夷志士に間違われ捕まるなど
とんでもない不幸が次々と長谷川さんを襲う。

尚、マダオはまるでダメなオッさん（マダオ）以外にも
マジでダサいおやじ（マダオ）、
まさにダルそうなおじさん（マダオ）、
全く堕落しちまったオッさん（マダオ）、
まともに抱かれたくない男（マダオ）、
真っ直ぐ生きても台無しな人生のオッさん（マダオ）、
などなど、様々なバリエーションがあります。
※長谷川さんのマダオ本格始動の話です。
　もうここまでくると、長谷川さんは神様に嫌われるとし言いようがないですね。（笑）
　そこが好きですしそれでこそマダオなんですが。

第十七話

【親子ってのは嫌なとこばかり似るもんだ】

（コミックス：第4巻 第二十九～三十一訓）

主な登場：銀さん、新八、神楽、真選組、平賀源外、高杉晋助

■あらすじ
変装をし、橋の上で座る桂に声をかける旧友：高杉晋助、
「天下の将軍様が参られる祭りに参加しないわけにもいくまい？」と
不敵に笑う。

一方、万事屋はお登勢の依頼で近所に騒音をまき散らす、
平賀源外の工場に乗り込みカラクリ人形を破壊する。

また、祭り当日の将軍警護の会議をする真選組は
未確認だが高杉が江戸にいる情報を得て警戒を強めていた。

高杉は河原で祭りの出し物のカラクリを直す源外のもとにいた。

それぞれの思惑を抱える中、祭り当日となる・・・
 ※高杉、源外の初登場ですね。
　子安武人さん（高杉の中の人）の声が高杉の狂気に満ちたセリフにぴったりで素敵です。

第十八話

【ああ やっぱり我が家が一番だわ】

（コミックス：第4巻 第二十八訓）

主な登場：銀さん、新八、神楽、お妙、近藤、土方、沖田

■あらすじ
万事屋の泊まり込みから帰った新八は、部屋の戸を開けるなり
殺気立ったお妙に襲われる。

理由を聞くと下着泥棒の被害にあったとのことで、銀さんに相談する。

下着を取り返したうえで盗んだ奴を血祭にあげたい、と言うお妙に
仕切られた万事屋、ストーカーで泥棒容疑をかけられた近藤、
とある事情で殺気立った土方、面白がってついてきた沖田と真選組。

正式名称『地雷、みたいな』まで持ち出し、庭に埋め、
要塞と化した道場（新八の家）で下着泥棒を迎え撃つ。

※下着泥棒のふんどし仮面さんはモンキーパンチ先生に怒られそうな演出が入ってますね。（笑）

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第十九話

【海の水がなぜしょっぱいかだと?
オメーら都会人が泳ぎながら用足してくからだろーがァァ!!】

（コミックス：第5巻 第三十二訓）

主な登場：銀さん、新八、神楽、お妙、長谷川さん

■あらすじ
相変わらず職も運もない長谷川さん。
パチンコで負け店の前でうなだれていると、正面の店から
同じ顔をした銀さんが出てくる。

川沿いで拾ったお金で買ったアイスを食べながら
いい大人が二人うなだれていると、近くのカップルが
海に化け物が出て懸賞金がかかっていると話しているのを聞く。

「今年の夏はエイリアン一本釣りだ！」

※海に行くまでの道のりが大好きです。（笑）長谷川さんの話はハズレないですねぇ。

第二十話

【ベルトコンベアには気を付けろ】

（コミックス：第5巻 第三十三～三十四訓）

主な登場：銀さん、新八、神楽、近藤、土方、沖田

■あらすじ
夏の夜、真選組駐屯所では怪談が流行っていた。
時期を同じくして、赤い着物を着た女の幽霊に襲われ
次々と隊士たちの寝込み。被害は隊士の半数以上にもなった。

事態を重く見た（ビビった）近藤は密偵：山崎退に
除霊ができる人物を捜すよう命令を下す。
山崎が連れてきたのは拝み屋と名乗る3人組だった。
 

※銀魂の『笑える話』と言えば、と聞かれたら間違いなく挙げる話の一つです。
　あらすじや感想だけで1記事書けるくらい大好きなので
　ざっくりなあらすじにさせて頂きました。ぜひ実際に見てみて下さい！！
　見るときは飲み物は飲みながら見ることをオススメします。（笑）
　「イタタタタ、痛いよォおかーさーん」

第二十一話A

【男ならとりあえずカジキ!】

（コミックス：第2・3巻 第十八訓）

主な登場：銀さん、新八、神楽、海老名さん

■あらすじ
金欠のためか池で晩飯の魚を釣っていた銀さんたちだったが
釣れるのは奇妙な魚ばかり。
そんな時、神楽の竿に大物がかかる・・・！
釣り上げると河童のような生き物が引っ掛かっていた。

思わず蹴り飛ばす銀さんたちだったが
メガネを割られた河童のような生き物は怒って追いかけていた。

結局、自らを海老名と名乗る河童に似た天人に捕まり
説教をされているところ、ゴルフクラブが飛んできて
海老名さんの頭にクリーンヒットする。

池から追い出したい地主の嫌がらせだったが
海老名さんは池から出るつもりはないと頑なになる。

地主が帰った後、海老名さんは池からでない理由を
銀さんたちに語りだす。

※海老名さんのキャラ的にギャグの回かと思いきや人情話しです。
　ちょい役のはずなのに海老名さんキャラ濃いんですよねぇ。（笑）
　「キャタピラに金○挟まれたか？」の天丼はじわりじわりと笑えてきます。

第二十一話B

【扇風機つけっぱなしで寝ちゃうとお腹こわしちゃうから気を付けて】

（コミックス：第10巻 第八十一訓）

主な登場：銀さん、『地球防衛基地』の店主

■あらすじ
夏の猛暑に動くこともできない万事屋。
扇風機だけが頼みの綱だったが、銀さんと神楽の取り合い、
首から折れ壊れてしまう。

暑さでイライラする銀さんをエアコンを薦めてくる店員が
更にイラつかせてくる、苛立ちが最高潮の銀さんは
自分から話しかけたおじさんを泣かせたり
青い空にイライラしながらリサイクルショップにたどり着くが・・・

※リサイクルショップ『地球防衛基地』の店主（十徳の娘）は何度か登場するくせに
　なぜか名前がありません。（キャラも濃いのになぜ・・・＾＾；）
　個人的には銀さんのキレっぷりが笑えて、かなり好きな話です。

 

第二十二話

【結婚とは勘違いを一生涯し続けることだ】

（コミックス：第5巻 第四十訓）

主な登場：銀さん、新八、神楽、猿飛あやめ（さっちゃん）

■あらすじ
夜の歌舞伎町、悪徳商人の屋敷に始末屋が現れる。
圧倒的な力を見せる始末屋：さっちゃんだが、
メガネが外れたとたんに何も見えなくなり作戦は失敗。
しかも逃走中、屋根が抜け落ちてしまう。

次の日、銀さんを起こしにきた新八は銀さんが
見知らぬ女と寝ているところを目撃する。

「あんなことしたんだから責任とってくれるんでしょう？」と
万事屋に居座るさっちゃん。
頑として認めない銀さんだったが、あることをきっかけに覚悟を決める。

※銀魂の二大ストーカーの一角、さっちゃんが初登場します。
　真正ドМのさっちゃんですが、初登場時はまともだったんですねぇ。

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◆まとめ
15～22話は万事屋の関係者がメインになっている話が多いです。
かつての戦友、マダオ、ドМなど、キャラの濃さが半端じゃないです。

十七話は単発の話が多い銀魂の中、
今後も銀さんと因縁の関係になる（もうなってる？）高杉が出てくるので
ストーリー上、絶対に見ておきたい話だと思います。